子虚乌有

大家好!

今回は、2016年11月26日の人民日報海外版《望海楼》、『中美经贸关系如何健康发展』からです。

アメリカとの関係についてです。非常に挑発的な内容です。

人民日報海外版の記事は、こちらからどうぞ。(新規タブでリンクを開きます)


今日の単語リスト
中文 拼音 日本語 中文解释
何去何从 何を取るか;どこへ向かうか 离开哪儿,走向哪儿。多指在重大问题上选择什么方向。(例句)抗拒从严,坦白从宽,对于贪污者来说,何去何从,等待最后的抉择。
你中有我、我中有你、谁也离不开谁 利害が深く関係しあっており、お互いになくてはならない存在である
口诛笔伐 kou3 zhu1 bi3 fa2 口やペンで激しく攻撃する
归咎于– gui1 jiu4 yu2 –の責任に帰する
子虚乌有 ありもしないつくり話
沦为 落ちぶれて—になる、なり下がる
孪生 luan2 sheng1 双子
孪生双赤 双子の赤字
痼疾 gu4 ji2 問題点;持病:不治の病
压舱石 ya1 cang1 shi2 バランサー
推进器 プロペラ

今日の試訳

今回はなかなか調子に乗ったことを言っておりまして、計4か所の試訳をしてみます。

美国22%的棉花、26%的波音飞机、56%的大豆销往中国,对华商品和服务出口创造了近百万个就业岗位。中国企业对美投资迅猛发展,为美国创造了近10万个就业机会。

アメリカから輸出される綿花の22%、ボーイング機の26%、大豆の56%は中国に売られ、商品、サービスの対中輸出により100万近い雇用を生み出した。また、中国企業による対米投資も急激に伸長しており、米国において訳10万県の雇用機会を創出した。

この「雇用機会」創出の数値は、どうやって算出したのですかね。逆に、中国がアメリカから奪っている「雇用機会」については触れていませんね。

大选期间美国各竞选人口诛笔伐的“对华贸易赤字”,本质上并非什么“中国不公正贸易行为”的结果,而是美国负数国民储蓄的体现,而美国的负数国民储蓄很大程度上又源于其财政赤字。

大統領選期間中、アメリカの候補人はいずれも「対中貿易赤字」を口やペンで激しく攻撃したが、本質上、決して「中国による不公平な貿易行為」の結果ではなく、アメリカの国民貯蓄がマイナスであることによるもので、アメリカの国民所得がマイナスであるのは、アメリカの財政赤字に因るところが大きいのである。

1980年代のJ国と同じことを言っていますね。J国絶頂期の話です。J国はその後バブルが弾けましたが、さて中国はどうなるか。

如果特朗普上台后能够按照他竞选期间的主张,对外实行适度战略收缩、对内削减过度福利,则可望推动美国在长期内减少财政赤字,提高国民储蓄率,进而改善贸易收支,缓和对贸易伙伴争端。倘若见不及此,而是归咎于子虚乌有的“中国不公正贸易行为”,掀起对华贸易摩擦高潮,那将无助于美国贸易收支改善和国内实业复苏,进而会损害国民生活水平。如果不但不实行战略收缩,反而扩充军备,提高卷入海外冲突的频率和烈度,那就只能进一步恶化美国的贸易收支,削弱美国经济社会可持续发展的根基。

もしトランプ氏が就任後選挙期間中に主張した通り、対外的には戦略的影響力の適度な縮小を行い、対内的には福利を抑制すれば、長期的に財政赤字を減らし、国民の貯蓄率を高め、結果貿易収支が改善し、貿易パートナーとの衝突を緩和する方向にアメリカを導いていく可能性がある。もしこれらの問題を見ず、ありもしない「中国による不公平な貿易行為」の責任に帰するのであれば、対中貿易摩擦はピークに達し、かつアメリカの貿易収支改善、米国内実体経済の復興の改善を進めることはできず、国民生活レベルをより一層脅かすことになるであろう。もし戦略的影響力の縮小を実行しないばかりか、軍拡を実施し、国外の衝突に巻き込まれる頻度と強度を高めるようであれば、アメリカの貿易収支は一層悪化し、アメリカ経済社会の持続可能な発展の根幹を揺るがすことになるだろう。

2番目の内容から続く箇所です。アメリカにアドバイスしていますね。“对外实行适度战略收缩”、つまり「世界の警察ぶるな!」と忠告しているわけですね。なかなか強い口調です。ここが、アメリカと同盟国であったJ国との違いですね。J国は、アメリカの傘の下にいた。中国は、アメリカに変わって世界の傘になろうとしている。中国は“永不称霸”ということをよく言いますが、何が“霸”なのか、「覇する者」とその下に入るものとで、捉え方は違うでしょうから。

中美是世界大国和前两大经济体,经贸关系是中美关系的压舱石和推进器。相信只要美国顺利调整国内经济,中美双方秉持不冲突不对抗、相互尊重、合作共赢的原则,中美关系和两国经贸合作水平就完全可以迈上一个新台阶,更大范围惠及中美企业和民众,同时为世界共同发展作出更大贡献。

中米は世界の二大経済大国であり、経済貿易関係は中米関係のバランサーであり、プロペラである。アメリカが国内経済をうまく調整できさえすれば、中米両国は衝突せず、対抗せず、相互に尊重し、ともにウィンウィンの関係を築くという原則を保持することができ、両国関係と経済貿易の協力レベルは全く新しい段階に到達することができ、より大きな範囲の中米企業、国民に恩恵を与え、同時に世界の共同発展のためにより大きな貢献ができるのである。

もうすっかりアメリカと肩を並べた気分の中国です。冷戦期のソ連が中国になるような、そんな感じですかね。まあ、冷戦期がそうであったように、世界がアメリカと中国の2極体制になろうと、「熱戦」にならず「冷戦」である限りは“老百姓”への影響はほとんどないと思いますが、心情的にやはり中国に圧されることには抵抗があります。
トランプ後のアメリカはどうなるのか。中国はどうするのか。日本はどうすべきか。2017年も激動の一年となりそうです。

謝謝!

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中