蓝规绿不随

大家好!

今回は、2016年9月12日の人民日報海外版《望海楼》、『民进党“台独”老毛病又犯了?』からです。

台湾問題についてです。国民党から民進党に政権が移り、中国もやきもきしているのが見て取れる内容です。台湾がダライ・ラマ訪台を歓迎し、国連入りを目指していることを皮切りに、「92年コンセンサス」に対する態度を曖昧にしていることを批判するなど台湾に対する恨みつらみを並べ、最後は「最悪の結果が訪れることになっても、その席は台湾当局が負うべし!」といういつもの脅しです。ただ、旅行代理店の街頭デモ(デモの主目的は、反政権というよりは、中国観光客減少の窮状の訴え)と、サバヒー養殖業者の抗議(民進党政権になって、台湾からの中国政府がサバヒーの仕入れを中止している模様)だけを切り取って「台湾の同胞も両岸関係の現状に懸念」と断じるのはちょっと苦しいなあ、という感じがします。

人民日報海外版の記事は、こちらからどうぞ。(新規タブでリンクを開きます)


今日の単語リスト
中文 拼音 日本語 中文解释
达赖喇嘛 ダライ・ラマ
意愿 意向、思惑
云云 かくかくしかじか
叫嚣 jiao4 xiao1 わめきたてる
老调重弹 古い理論や主張を再度持ち出す
蓝规绿不随 国民党が決めたルールに民進党が従わない(台湾について、青、緑という場合、台湾二大政党の党旗の色に基づき、青が国民党を、緑が民進党を指す。) 国民党的党旗颜色是蓝色为主,民进党的党旗是以绿色为主。
九二共识 92年コンセンサス。中台の交流窓口機関が1992年に、中国大陸と台湾は不可分である とする「1つの中国」の原則を口頭で認め合ったとするやりとりを指す。 在1992年11月解决两岸事务性商谈中,中国大陆的海峡两岸关系协会与中国台湾的海峡交流基金会,就如何表明坚持“一个中国”原则的态度问题,所达成的、以口头方式表达的、“海峡两岸均坚持一个中国原则”的共识。
档口 重要な時期
评判 判定する、判断する
太极推手 推手 (太極拳) 太极推手也称打手、揉手、擖手,是太极拳的双人徒手对抗练习,与太极拳套路是体与用的关系,互相补充,相得益彰。
绥靖策略 sui2 jing4 宥和政策
胜选为王 選挙に勝ったものが王となる
概念股 関連株
基本教义派 基本教義派、台湾独立イデオロギーに忠実な会派。
红利 配当
借壳上市 jie4 ke2 裏口上場。逆買収上場。「不適当な合併等」のことであり、非上場企業が自身より規模の小さい、または経営不振状態の上場企業を買収し、上場企業を存続会社とした合併を行う、または上場企業と共に株式移転や事業譲渡、会社分割などを実施することで、実質的に非上場企業の経営に取り込まれた状態でありながら上場審査を経ずに上場を維持する行為。backdoor listing; shell reactivation; Reverse Take Over(RTO)
反观 逆にみると
生生 むりやり、むざむざ
精髓 jing1 sui3 エッセンス、真髄
阉割 yan1 ge1 骨抜きにする;去勢する
重蹈覆辙 chong2 dao3 fu4 zhe2 二の舞を演じる、失敗を繰り返す
瞒天过海 世間の目をくらまして悪事を働く
空喊 空騒ぎする 只是在口头上叫嚷,不实地去做。
避实就虚 実を避け、その虚をつく。敵の力が集中している箇所を避け、手薄なところを攻撃する
试金石 試金石
千丝万缕 複雑に絡み合う
不乏 乏しくない、かなりある
摸头安慰 頭を撫でて宥める
纵容 放任する
尾大不掉 しっぽが大きすぎて振ることができない。下位の者が力を持ってコントロールがきかない。 旧时比喻部下的势力很大,无法指挥调度。现比喻机构庞大,指挥不灵。
秘鲁 bi4 lu3 ペルー
信誓旦旦 xin4 shi4 dan4 dan4 心から誓う
得之不易 得難い、得るのが大変だ
给–投下阴影 –に影を落とす
虱目鱼 shi1 mu4 yu2 サバヒー
揣着明白装糊涂 わかっていながら知らないふりをしてとぼける 心里明白,表面上装糊涂。

今日の試訳

今回は、なかなか骨のある文章です。まずは、“蓝规绿不随”“九二共识”といった台湾問題関連の言葉が登場する部分から。

无论是“欢迎”达赖赴台还是叫嚣“入联”,都并非首次。看似老调重弹,却绝对不能忽视。当前两岸面对的一大现实,是民进党已经上台并“完全执政”。用国民党的话说,“完全执政”就得完全负责。但“蓝规绿不随”,民进党上台后拒绝接受“九二共识”,两岸关系面临严峻挑战。

ダライ・ラマ訪台の歓迎も、「国連入り」を騒ぎたてることも、今に始まったことではないが、絶対に看過することはできない。目下中台が面している現実は、民進党が政権を取り、「完全に政権を掌握」している。国民党の言葉を借りて言えば、「完全に政権を掌握」するということは、完全に責任を負わなければならない。しかし、「国民党が決めたことに民進党が従わない」状況となっており、民進党は政権を取ったのち、「92年コンセンサス」の存在を認めず、両岸関係は大きな挑戦を受けている。

 

もう一か所、蔡英文の選挙戦の戦い方を「株」に例えて批判している部分から。

这正是台当局对“独”派绥靖策略下的一个必然结果。“台独”的路走不通,但“独”派的选票不能丢。秉持胜选为王,身为民进党主席的蔡英文就弄一个“维持现状”的“概念股”出来,既不得罪党内的基本教义派,又充分利用马英九执政8年的和平红利,“借壳上市”上了台。但接下来的路怎么走,一是看台当局能否承认“九二共识”,并认同其核心意涵,另一个是看其愿否冻结“台独”党纲。反观蔡英文的两岸政策,只承认九二会谈的历史事实,生生把“两岸同属一中”的精髓阉割掉了。面对党内开明派的“冻独”提案,更是将其丢在一边。

これは正に台湾当局が「独立」派に対する宥和政策が齎した必然の結果である。「台湾独立」の道を進むことは許されないが、「独立」派の票を失うこともできない。そこで、選挙の勝者が王であるという考えを是とし、民進党主席の蔡英文は「現状維持」という「関連株」を持ち出し、党内の基本教義派(台湾独立イデオロギーに忠実な会派)の機嫌を損ねず、かつ馬英九政権が8年の間に築いた平和の配当を十分利用し、「裏口上場」で政権を取った。しかし、その後の道をどう歩んでいくかは、一つは、台湾当局が「92年コンセンサス」、およびその核心の意図を認めるかどうかを見極めること、もう一つは、「台湾独立」という党の綱領を凍結する気があるかどうかを見極める必要がある。蔡英文の両岸政策を振り返ると、92年に会談が行われたという歴史的事実を認めているに過ぎず、「両岸は一つの中国に属する」というエッセンスをむざむざと骨抜きにし、更には党内の開明派による「独立凍結」案はこれを取り合わないのである。

謝謝!

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